成田の散財月報

みないで

揉め事を存在しなかったことにするために払える金額

同棲生活というか、人との共同生活において喧嘩や揉め事が起きるのは自然なことである。

 

しかしながら、そういったことはできれば避けて生きていきたいと思っているので、喧嘩をしてより仲を深めるとか、絆が生まれるとか、そのようなことは望んでいない。

 

例えば、同棲生活をしていて掃除機をかけるのがどっちの当番かを決めていて、その当番の日に相手がサボっていた。またはやってはいたけどゴミがたくさん残っていて不満を持ったため、自分が相手にそれを伝えた。

 

もちろん客観的に見て悪いのは、掃除しなかった人であって、伝えた方(自分)は悪くはない。掃除をしなかった人はそれを指摘されることで多少なりとも不快な気持ちになり、一方で悪いことをしたなという気持ちになる。けれども、それを伝えた側もたとえ相手が全面降伏して謝られたところで気持ちのいいものではないし、その後の両者の生活に少なからず影響が出てくる。

 

上記の例で、自分がこの揉め事を存在しなかったことにするために、払っても良い金額(考えとしては心理的・肉体的な疲労を解消すること)はいくらだろうと考えたときに、700円かなと思いつきで判断した。

 

基準は明確でなく曖昧なものだが、500円以上は払えるけど、1000円だと多いかなって感じだった。

 

この場合、掃除機をかけなかった人と自分の二人の人間が関係しているため、両者が700円払えると判断したら、この揉め事で発生した心理的・肉体的損失は1400円と判断することもできる。

 

同棲生活ではこういった些細なことで意見が出るのはごく自然であり、当然のことではあるのだが、冒頭にもあった通り、できれば避けていきたいし、言い方を悪くすると金で解決したいところではある。

 

そこで、家事が原因だった場合、それの自動化をすることで多くの原因を取り除くことができる。

 

洗濯物で例えると

・洗濯機のみの場合

 

洗剤を入れスタートする→取り出して外に干す→取り込む→たたむ→しまう

 

この場合、5工程の工数があり各工程毎に揉め事の可能性がある。

 

・全自動洗濯乾燥機の場合

 

洗剤を入れスタートする→取り出してたたむ→しまう

 

の3工程に削減することができ、前者であった取り出して外に干すという手間のかかる工程をなくすことができた。

 

掃除機がけ

・一般的な掃除機

コンセントを刺す→コンセントが届く範囲で掃除機をかける→別の部屋に移動する(を繰り返す)

 

これには掃除機の駆動音の騒音もセットでついてくる(揉めポイント)

 

・ロボット掃除機の場合

スマートフォン等でスケジューリングし、指定した日時で自動で掃除をする→二週間に一度ほどダストボックスの中を清掃する。

 

といった大幅な作業時間の削減ができ、お互いがでかけている時間に作業させればいいので、音の心配もいらない。

 

 

洗い物

 

・手洗いの場合

シンクに持っていく→スポンジに洗剤をつけて洗う→洗い終わったものを水切りへ移動する→乾かすor拭いて乾燥させる→棚へ戻す

 

といった工程を踏む必要がある

 

・食洗機の場合

食洗機の中へセットする→洗剤を入れる→スタートする→乾燥が終わったものを棚へしまう

 

と人間の手ですることはほとんどなくなる。冬も寒くないし手荒れの心配もない。

 

上記はほんの一例にすぎないし、多少大げさなところはあるかもしれないが、日常生活においてイラつく場面というのはどうしても出てくる。先程の1400円の損失の例で考えると

 

週に1回あのような揉め事が発生し、1回平均2人で1400円払っていいと考えたとすると

 

1400(円)x52(1年の週の数)=72800円

 

だったとしてもこれだけの金額になるし、これ以上に喧嘩になることも、もっと回数が多いこともあるだろう。

 

そう考えると、法外な金額ではなく、現実的に無理のない金額で売っている上記の家電は、早く導入することが二人の関係の維持・各々の平穏な生活を守ることができるのではないだろうか。

 

金で解決できる問題は一刻も早く解決すべきである。